今年の鈴鹿も暑かった!
今年も鈴鹿8時間耐久ロードレースを現地観戦してまいりました。
26日土曜日に行われた予選トップ10台により行われる再予選TOP10トライアルでは
F.C.C.TSR#2の伊藤真一選手の圧巻の走り!
2'07.014と6秒台に迫ろうかと言うタイムで自身7度目のポールポジションGET!
これでさらに自身の持つ8耐最多ポールポジション記録を更新しました。すばらしい。
FIMの規定で予選タイムはコースレコードとして記録されないんですが、この時はいていたのは高温の路面に対応する為レース用のタイヤだったとの事です。
コレがもし本戦ならコースレコードを1秒近く更新するタイムじゃなかったかな?
ライトを積んだ重いEWCマシンでの快挙ですね。
決勝では前評判どおり、HONDAワークスvsヨシムラの図式となりました。
スタートからの1時間はまるでスプリントレースを見ているような見てるほうがハラハラする抜きつ抜かれつの壮絶なデットヒートバトル。
そんな中、DREAM Honda Racing Team 11 #11清成龍一が1台抜きん出てレースをリード。
2番手にYOSHIMURA SUZUKIwithJOMO #34秋吉耕佑。
3番手にF.C.C.TSR Honda #2伊藤真一選手と続く。
開始4時間を過ぎた時にはDREAM Honda Racing Team 11 #11カルロスチェカが順調に飛ばし、2番手YOSHIMURA SUZUKIwithJOMO #34 加賀山就臣までタイム差1分50秒程。
「HONDA順調すぎ。このまま行くのかぁ・・・」
などと思ってたところに牙を剥いて待っていた『鈴鹿のマモノ』キター
体に当たると痛いほどのスコールじみた大粒の激しい通り雨が西コースに発生!
ここぞとばかりに水しぶきの上がる路面をスリックタイヤのままで攻めまくる加賀山選手。
安全マージンをとって走るチェカ選手とのタイム差が1周ごとにどんどん縮まっていく!
30秒、15秒、5秒、2秒・・・・1秒。 ついに抜いたぁぁぁ!!
そしてトップを抜いてなお加賀山選手攻めまくる!
ドライコンディションではトップスピードにも伸びがあるホンダワークスをこのコンディションのうちに突き放す為にどんどんタイム差をつけていく。そしてレーシングスピードでホームストレートに帰ってくる#34加賀山選手。水しぶきを上げながら1コーナーに突っ込んでいく。
そして、そのときあってはならない最悪の事態が起きてしまった。
悲鳴にも聞こえる場内のどよめきと場内実況。
「加賀山 転倒ぉぉぉぉ〜〜!!」
天候は回復しつつあったんですが、西コースはドライに変わっていく中今度は東コースに大粒の雨。
特にホームストレートから1コーナーにかけて水溜りの中を走るようなひどい路面状況でした。
1周ごとに状況が違うコース。前の周回では雨がひどくなかったその1コーナーに足元をすくわれフロントが流れ、それをリカバーしようとするも今度はリアタイヤが流れスリップダウン。
2006年に続き2度目の優勝を狙っていたF.C.C TSR#2は、途中カウリング割れのトラブルを抱え長いピット作業、さらには伊藤の転倒でさらにトラブルを抱えリタイア。
2台体制で挑んだF.C.C.TSRでしたが、#2に続き#6もリタイア。
おぃ〜 マモノさん酷すぎるで・・・ (ToT;
その後回復した天候と路面状況の中、
DREAM Honda Racing Team 11 清成龍一・カルロスチェカペアが快調に飛ばし1位フィニッシュ!
2位にはYOSHIMURA SUZUKIwithDENSO IRIDIUM POWER 渡辺篤・酒井大作ペア。
3位には急募.com team HARC-PRO 小西良輝・高橋巧ペア
HONDAが覇権奪還という形で第31回の鈴鹿8耐を終えました。
YOSHIMURA 渡辺・酒井ペアはこの難しいコンディションの中一時は表彰台圏外に落ちるもののステディな走りを貫きトラブルやイレギュラーなピット作業もなく来年につながる2位表彰台。
3位のHARC-PRO 小西・高橋ペアはエースライダー安田選手の負傷による若手高橋の代役参戦、実質的にワークスパーツ供給から見放された中での3位表彰台。
#34 秋吉・加賀山ペアは転倒後、何とかコースに復帰するものの雨天転倒時のダメージがありカウリングにトラブル、ハンドルリンケージが抜け落ちる(怖ぇぇ!!)などのトラブルを抱えながらも必死のピット修復作業、クレバーな走りを続けそれでも4位入賞!
今年も本当にすばらしいレースでした。
レース前にはどうしてもヒイキのチームやライダーを応援してしまいますが、終わってみると全てのチームに『おめでとう』と『ありがとう』を言いたくなる。今年もそんな鈴鹿8耐でした。
ちなみに関口太郎選手が所属していたチームヨシハルですが、7時間半経過時にエンジントラブルを抱えてしまい、残念ながら残り30分というところでリタイヤしてしまいました。予選順位こそ振るわなかったものの決勝では10位台を走っていただけに非常に悔いの残るレースになってしまいました。
マモノはいつどのチームに襲っていかかってくるか分かりませんねぇ・・・。

左:〔2位〕YOSHIMURA SUZUKIwithDENSO IRIDIUM POWER 渡辺篤・酒井大作ペア。
中:〔1位〕DREAM Honda Racing Team 11 清成龍一・カルロスチェカペア
右:〔3位〕急募.com team HARC-PRO 小西良輝・高橋巧ペア
表彰式の一幕。
HONDAはこれで31回中21回の優勝だっけ?うーん流石。
※他の写真は編集してアルバムとしてまた後日アップします。
