
日本2輪界の雄「ヨシムラ」が全日本ロードレース選手権から撤退することが18日、分かった。加藤陽平監督が明らかにしたもので、今後はスーパーバイク世界選手権(WSB)にシフトする方針。来季はスポット参戦し、2011年にはフル参戦を考えているという。鈴鹿8時間耐久レースには引き続き参戦する予定としている。
「全日本は技術力を磨く場ではない」。東京中日スポーツの取材に対し、加藤監督はそう言い切った。全日本ロードで常にタイトル争いを繰り広げて来たヨシムラだが、近年のレギュレーションには大きな不満があるという。
全日本ロードレース選手権の最高峰クラスは、02年に日本モーターサイクル協会(MFJ)が、それまでのスーパーバイク(SB)から、より市販車に近いレギュレーションに変更し、全日本スーパーバイク(JSB)となった。車両の戦闘力差を少なくし、ローコストとすることで多くのライダーが出場できることを目的としたものだ。
しかし、03年にJSB1000として本格的に実施されると、動く実験室として技術開発するという意味合いが薄れ、メーカーやコンストラクターの参入も縮小傾向となった。一方、ライダーにとっても、延長線上にあるWSBへの挑戦が想像しにくくなり、閉塞(へいそく)感に包まれたことは否めないところ。
そんな状況をヨシムラはレギュレーション範囲内で克服。戦闘力アップに努め、全日本ロードのトップ・チームとして活躍してきた。しかし、ここへきていよいよ限界を感じ取ったという。吉村不二雄代表をはじめ、スタッフは話し合いを続け、「技術開発のチャンスを感じ取れない全日本ロードへの労力や資金を、挑戦しがいのあるWSBへと向けたい。来季はスポット参戦し、11年のフル参戦を目指したい」という結論に達したという。
具体的な動きに関しては「すべてこれからです」とするが、「すでにスポンサー獲得にも動いています。資金難であるのは変わらず、どんな体制が組めるのかも未定ですが、ヨシムラがレースを続けるということだけは決まっています。どんな状況でも挑戦し続ける姿勢をメーカーにも示したい。自信を持って世界へチャレンジします」と加藤監督。
創設者である故吉村秀雄さん(ポップ吉村)が巨大企業であるホンダに挑み続けた精神は生き続けている。ポップの孫である加藤監督は「挑戦するヨシムラを見たいというファンの声にも背中を押された。初心に戻り、新たなヨシムラを作るためにも世界の舞台で戦う」と気合を込める。78年の第1回開催から参戦し続けている8耐は継続するが、全日本にはピリオド。ヨシムラは世界の舞台を選んだ。
と言うわけで、来期はSBKスポット参戦を計画しているそうです。
「コトの発端は最近のJSBレギュレーションの縛り」のようで、そういえばエンジンパーツがレギュレーション違反だ!とかで揉めたこともありましたねぇ・・。
ことエンジンパーツを開発供給しているメーカーのチームにとってはエンジンパーツでチューニングっていうのはレースをやる上での根幹になってくるものでしょうから、SBKレギュレーションなら改造範囲も広く取れるし自由に設計を施して勝負できると踏んでのことでしょうが・・・
『なんでヨシムラが全日本走ってくれねぇんだよ!!』
その反面・・・
『SBKでヨシムラの技術がどこまで通用するか?楽しみ!!』
との思いもあり、なんと言うかものすごく複雑な心境でもあります。
モリワキのMoto2参入もブランド力をつけるのには国内レースはもう限界と感じ取ってのことだったのかもしれません。たしかに全日本で優秀って理由だけで海外でそのメーカーのマフラーが売れるとは思えないし・・・。
でもヨシムラを語る上でははずせない鈴鹿8耐は継続参戦するとアナウンスしてくれてるので、その辺がヨシムラらしくて良いね!どことは言いませんが、現在の某メーカーならそういう伝統はすぐさまぶった切りでしょうから。宗一郎さん今頃泣いとるで。ホンマに。
あとライダーってどうなるんかいな?
スポット参戦ってコトは1台体制っぽいけど2010年は開発が主体で、いきなり言葉も文化も住まいも違う外国人選手起用って事はないでしょうからスズキ系ライダーでヨシムラにゆかりのある日本人選手の現状でいくと・・・
2007年全日本チャンプ、所属今季BSB参戦の渡辺篤選手。
今季8耐優勝、全日本も最後までチャンピオン争いした酒井大作選手。
かつてGSV-Rの開発で活躍、今季SBKアルスタースズキで参戦中の加賀山就臣選手。
2005年シーズンから現在までのGSV-R開発ライダーの青木宣篤選手。
ここでまさかの秋吉耕佑選手ヨシムラ復帰(ないなw
徳留さんどうすんだろ・・・?
現実的に考えると開発能力No.1の青木選手を起用したそうだけどファクトリースズキとしては現在のGSV-R開発からははずせないと思うし、おそらく掛け持ちは不可能に近いのではないか?(ヨシムラの参戦数にもよるけど)
超個人的には現ヨシムラの酒井選手をそのまま走らせて世界への道を開いてあげてほしい。
加賀山選手の動きも気になるところ・・・現アルスターの加賀山選手がヨシムラに参加、アルスターの空いた枠へ渡辺選手、BSBに酒井選手とか・・・。難しいか・・・。
でもアルスターに空きができるとなるとアメリカのAMAスーパーバイクに出てる選手層厚いしさらに難しいか・・・?
しかし、来期はついにモリワキがMoto2参入、ヨシムラがSBK参入と世界に向けて本格的にスタートすることになる。吉村一族の野望はもう止まらない!





























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